Tao飯店の登攀日記

山と旅、そして旨いものをこよなく愛するクライマーの徒然日記。

長瀬峡自然公園deキャンプ






昼間は少し暑いが、朝夕は涼しく快適な季節。
しかしながら毎年この時期は比較的体調を崩しやすいワタシ。。
季節の変わり目、生活環境の変化、次々と詰まっていくイベントやスケジュールetc.。
本来クライマーにとってはベストシーズンなこの時期、実は私は例年モチ低め。

しかし自然の中では遊びたい!
ということで、山口県島根県の県境にある、長瀬峡自然公園へ出撃してきました。

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深谷川渓谷沿いの路を上流に遡っていくと、突然キャンプ場が登場。
大人1人420円/泊。事前に施設管理者に予約して、当日料金を管理されている方宅(個人)に直接支払うシステム。

道路沿いではあるが、車もほとんど通らず気にならない。
車はサイトまで横付け可能。

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炊事棟はまずまず綺麗。
トイレも快適で安心。
オートキャンプ場に慣れきったキャンパーなら別だが、自然派志向なら文句無しである。
何より人がいなくて貸切状態で、

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傍らには綺麗な滑床の渓流が流れる。

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ハンモックも設置。

さて今回の目的は3つ。
①つめは川で渓流釣りを、と意気込んで行ったが、肝心の餌を買い忘れた+落ちてたミミズに針を刺す作業でココロが折れたので次回持ち越し。。

気を取り直して②つめ。
以前からネイチャーストーブを持っていて、これを使ってみたかった。
ネイチャーストーブとはブッシュクラフトの世界ではかなりメジャーな地位を占めている、効率的な空気の流れを取り込む構造で、そこら辺に落ちている小枝とかを燃料にするナチュラルバーナーである。

これを実際使ってその実力の程を確かめてみたかった。

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組立完了。
重さがまあまああるので、山には不向きか。
今回は飯盒で米をまともに炊けるか(晩御飯はカレー)。

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小枝をある程度切り揃えて着火。
さすがに空気の流れが考えられているだけあって、チリ紙少しで簡単に木に炎が移る。
はじめチョロチョロなかパッパ。。
火力が結構あるようで、スグに泡が吹き出しゴトゴトが終わる。
側に置いて蒸らして、、

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大成功!
米がたっております。
ネイチャーストーブ、登山でのメインバーナーとしてはかなり微妙な商品ですが、ことキャンプでは最低限の燃料で効率的に調理ができる優れものです(薪拾い面倒いしね)。

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他に炭をいこすにも最適。
焚き火台のサブバーナーとして大活躍するでしょう。
ソロキャンプならそのまま小ちゃな焚き火も出来ます。

やる事リストその③。

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マイホームを新築。
今までエスパースの山岳テントだったが、どうもファミキャンには狭く快適じゃない。
という事で、ファミキャンにはファミキャン用にコールマンのタフワイドドームを投入しました。

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3m×3mの広さと、私でも立って入れる空間の高さが魅力。
テントの中でも十分遊べます。

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今週末のtao家。
そうこうしているうちに日は沈み、

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川の音と焚き火で、

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夜は更けていくのでした。

翌朝。
酒の残った頭をスッキリさせるため川の水で顔を洗い、昨日残ったカレーで朝ごはん。

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朝もネイチャーストーブで米炊きましたが完璧の出来。

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川遊びで飯どころではないムスメたち。

昼間は暑かったですが、夜は焚き火で暖をとらないと寒いくらいの気温。
自然遊びはやっぱりいいなぁと、改めて思った週末でした。